「ガールズグループとアイドルの違いを学んだ」元Ange et Folletta・アフィシャナドゥ大島琴未、卒業後の女優キャリアをきく【アイドルのセカンドキャリアを聞く！#1】

2019年に、渡辺美優紀さんプロデュースのガールズユニット『Ange et Folletta(以下「アンフォレ」)』のオーディションに合格したことがきっかけです。 当時は福岡にいたので、17歳の時に母と一緒に上京してきました。
実は、最初は「ガールズユニット」として、歌って踊ってパフォーマンスを頑張りたいと思っていたんです。

6歳の頃からモダンバレエを習っていて、中学の時は学校の部活に入らずレッスンに一生懸命になっていたくらいだったんです。
10年続けて、バレエはやりきったなと思った時に、歌とダンスのパフォーマンスをやってみたいと思って、パフォーマンス重視の「ガールズユニット」であるアンフォレに応募しました。

コロナの影響もあり思ったようにライブができなかった時に、もっと活動の幅を広げたいと思い、同じくアンフォレのメンバーだった土井麗奈ちゃんと一緒に兼任をスタートしました。
アンフォレとはまた違う「ファンの方と一体になってライブを盛り上げる」というアイドルならではのパフォーマンスを知って、こんなライブもあるんだ！って新鮮でした。

アフィシャナドゥの楽曲は、ファンの方がフリコピしやすくて一緒に踊れるようなものが多かったので、アンフォレの時の自分と見せ方がまた違って。例えばレス(ライブ中ファンへのレスポンスを送ること)をすると喜んでくれたりとか、アイドルならではのアピールの仕方があるんだなと、ガールズユニットとアイドルの違いを実感しました。

同じ時期に兼任を始めたこともあり、仲が良いです！彼女は今もアフィシャナドゥで活動を頑張っているので、一度ライブを見に行きました。

アンフォレは2年間限定のアイドルとして活動をスタートしたのですが、当初は2年間やり切った後もアイドル生活も続けたいという気持ちでいたんです。
しかし、2年の節目として今後を考えた時に、夢を叶えるために次のステップに進みたいと思って、アンフォレの解散とともにアフィシャナドゥの卒業を決断しました。

今まで舞台と短編映画に出演させて頂いたことがあったのですが、もっと演技を頑張りたいと思っています！
最近では、千葉テレビの「メディウムダイバーブレイクダウン」というドラマに出演させて頂きました。舞台とは違って、映像は同じ演技を何回もしなければいけないことが難しくて…外の撮影が多かったのですが、とても寒い時期で活舌が悪くなっちゃったりして苦労しました。演技に集中できたかなと今も不安です(笑)

今回ハンター役をさせて頂いたのですが、私は普段ヘラヘラしがちなので(笑)、口角をあげない、目を見開くなど、ハンターらしい表情作りを普段から意識していました。銃をかまえたり、普段絶対しない動きを演じる事ができて、とても貴重な経験でした。

アイドルもパフォーマンスも演技も、色んなことに挑戦させてもらったのですが、これからなにができるか分からないし、なにがやりたいかも明確に分かってないので、色んなことにチャレンジしていきたいです。歌って踊ることも、機会があればまたやりたいです！

実はアイドル時代はMCは絶対にできないタイプだったのですが、今回元NMB48の矢倉楓子さんと一緒にナビゲーターをさせて頂くことになりました。

セリやトロッコの演出を使ってアイドルの皆さんがライブをされるということで、普段の対バンライブではなかなか経験できないような環境だと思うので、私自身もとても楽しみです。私もアイドルだったらやってみたかったような演出なので、アイドルの皆さんもファンの方にも楽しんで頂きたいです。番組の魅力を伝えていけるよう、頑張ります！

今応援してくださっている方は、「アイドル」の大島琴未が好きだった方がほとんどだと思うのですが、卒業してからも変わらず応援してくださっていることを本当に嬉しく思っています。

これから嬉しいご報告をたくさんできるように、活動を頑張っていきたいです。3月26日の「TOPFLIGHTー春の歌謡祭ー」では、久しぶりにファンの方に会える機会なので、是非会場に遊びに来てくださると嬉しいです！