多彩な楽曲群と、可愛い、カッコいい、楽しい、エモーショナルなどの表現を全方向網羅できるパフォーマンス力を武器に、多くの人を虜にしている実力派王道アイドルグループ「MyDearDarlin’」が、1/24(金)にデビュー5周年を祝したライブをZepp Shinjukuにて開催、アンコールを含む計21曲を、持ち味である圧巻のパフォーマンスでやり遂げ、大盛況で終えた。
この5周年LIVEは昨年7月に加入した濱田菜々にとってはマイディア初の、そして3月に卒業する葉山かえでにとっては最後のワンマンLIVEとなり、この6人では最初で最後となった。
開幕に会場を煽るオープニングムービーが流れた後、メンバーが登場。5年前のデビューステージと同じく「My Dear」で開幕。さらには「Kaleid0scopE」 「MDDシンドローム」、イントロロングVer.の「トーキョーガール」など、人気曲かつクールな楽曲で一気にギアを上げる。

また、この日初披露の新曲「ブレーメン」はブレーメンの音楽隊のように音楽を通して全員で目標を目指していく過程で絆を結び深くしていこうという意味合いや想いがある。様々な楽器を用いながら奥行きがある明るいサウンドと、夢に向かって前に進んでいく感情を音楽へと昇華する歌詞が印象的。ダンスは音楽をモチーフにして、指揮者をイメージしたり、リズムを刻むようにクラップしたりと、楽曲にマッチ。歌詞の<夢の世界 描いてたストーリー 始まる未来図に 響きだす音の魔法> <どんな未来もずっと一緒に Goodluck 僕らの世界>と歌い上げるように、どんな未来もみんなずっと一緒、僕らの世界は明るいとマイディアが示してくれていた。この新曲「ブレーメン」では終始、感情を込めて力強くも丁寧に歌い上げ続けた。
以降のこのライブでは可愛くて明るい曲、甘い恋の楽曲、心に刺さるエモい楽曲など様々なジャンルのブロックへと遷移していき、マイディアの音楽を存分に観客へ味わせた。
「ナノLOVE」 「アイスクリーム」 「恋するトップノート」とキラキラな王道アイドル曲で盛り上がりを増幅させながら煌びやかに。「七転八起ドリーマー」 「Music Fighter」とメッセージ性と音楽の良さに浸ることができるナンバーも展開。本編が終わりに向かうにつれて「LiaR」 「真夏の彼方」 「青の君」 「ラブレター」と連続で披露。エモーショナルと世界観を創り上げる楽曲の数々で盛況にしつつ、楽曲の世界観をこの空間に広げるなど、まさに豊富な楽曲群とパフォーマンス力を持つマイディアらしいステージングをしていた。
本編は「君の声」で終え、6人がステージを去るとすぐさまアンコールが起こり、「告白」で再びハピネスな時間をもたらした。
そしてアンコール明けのMCではMyDearDarlin’から重大発表が。
MyDearDarlin’ 東名阪ツアー2025 開催決定
5月11日(日)名古屋 Zephyr Hall
6月14日(土)大阪 amHALL
7月2日(水)東京 Spotify O-WEST
さらには、2025年7月25日(金)フルバンドセットワンマンLIVE in 豊洲PIT開催決定
また、MyDearDarlin’ 4月台湾遠征決定。詳細は追ってマイディア公式SNS等からアナウンスされる。
発表を踏まえて咲真ゆかは、
「MyDearDarlin’は6年目もまっすぐ前を向いて進み続けます。今まで出会って応援してくださったファンの皆さん、関わってくださった皆さんおかげで私たちはここにいるんです。だから、これからも皆さんのためにも、もっとたくさんのマイディアの音楽をたくさんの人に届けていけるようにステージに立っていきたいと思います」
と今までの感謝とこれからの意気込みを伝えた。
そして、発表後のLIVEラストパートでは「約束」 「僕らの詩」 「FLOWER」の3曲でファンとマイディアの心を一つにしながら、美しく逞しい姿を見せ続け、このLIVEは大成功で幕を閉じた。
なお、このLIVEのダイジェスト動画がMyDearDarlin’ 公式Xにてアップされているのでぜひチェックを。
また、このLIVEからMyDearDarlin’の新アーティスト写真が公開された。
5周年記念ワンマンLIVEで初披露されたエンジ色にフリルが付いた上品かつ可愛い衣装を見に纏い、全体的にエレガントな写真となった。
MyDearDarlin’は夢に向かって前に進んでいく過程で、自身の音楽をしっかりと奏でながら多くの人に届けていく。誰かを照らす光となっていくマイディアの今後にはまだまだ期待したい。