SNSの発展とともに増加したセルフプロデュース型アイドル。アイドルでありながらクリエイターとしての顔も持つ――そんな“二つの顔”が彼女たちの魅力をより際立たせている。
本企画では、セルフプロデュースアイドルの素顔と舞台裏に迫るインタビューを連載形式でお届け!
記念すべき第一弾をお楽しみください。
「ときめき・微笑み・ロマンチック」をテーマに、どこか懐かしいメロディを優しく歌い踊る2人組アイドルグループ・スワンスワンズ。
衣装、振り付けや楽曲のコンセプト、ブッキングに至るまで、すべてをセルフプロデュースで行う彼女たちは、独自の世界観でファンを魅了し続けている。
デビュー4周年を迎え、10/4(土)初単独コンサートを控えるスワンスワンズにその活動の裏側や想いを語ってもらった。


ーーセルフプロデュースかつフリーで活動されているスワンスワンズさん。まずは結成までの経緯を教えてください!
あかり
「私はスワンスワンズの前に一度アイドルを経験していて、卒業後心の底で“もう一度アイドルをやりたい”と思っていたんです。
当時同じ喫茶店で働いていたあみちゃんと出会って、一緒に歌うならこの子しかいないと思いました。でも、アイドルってきっと未知の世界だから断られるかなと思っていて、話を受けてくれてびっくりしました!」
あみ
「私は同じことをずっとするのが得意じゃないし、新しいことを始めたい気持ちが強かったんです。それに、あかりちゃんだったら信頼できるなと思いました。セルフプロデュースとして、自分たちのやりたい表現ができる環境なのも良いなと思って活動を始めることにしました。」
ーーセルフプロデュースとして活動する魅力はどんなところだと感じていますか?
あかり
「やりたいことが進むスピードも速いし、純度が高いまま届けられることですね!100パーセント理想の形でできるのはセルフならではかなと思います。」
ーー衣装やビジュアル面にも一貫して世界観を持たれているスワスワさん。どんな部分を大事にしていますか?
あかり
「衣装は二人で考えて衣装屋さんにお願いしています。
特にこだわっているのは“シルエット”ですね。M-1グランプリでシルエットだけで誰かわかるコンビっているじゃないですか。あれを意識していて、膝丈スカート、ボリュームのある袖、ふわふわのワンピースを着ている二人組といえば“スワスワ!”と思ってもらいたいんです。白タイツやレース手袋など、露出を少なくして上品に見せることもこだわりです。」
あみ
「わたしは子どもの頃に憧れていた、かわいい服を着こなすお姉さんを目指しています。子どもに夢を届けられる、“こんな大人になりたい”と思ってもらえる存在になりたいです!」
あかり
「自分の好きなものを突き詰めていったら、自然と今のスタイルになった感じだよね。PINK HOUSE、merry jennyとか、普段から見ていいなと思うものに影響を受けているかもしれないです。」
あみ
「衣装はもちろん、SNSに載せる告知画像や写真もプロモーションに直結するものだから、文字の色味やデザインも“スワスワらしさ”を崩さないようにしています。」
あかり
「あみちゃんが作ったデザインって一目で“あ、スワスワだ”ってわかるんですよ!」
あみ
「それは、あかりちゃんのフライヤーが可愛くてわかりやすいから、そこから学んだ部分が大きいですね!」
ーー情報発信も工夫されているんですね!
あかり
「私は昔からアイドルは大好きなんですが、アイドルに慣れていない人にとっては、情報が分かりづらいとライブを観に行くのってちょっと怖いと感じると思うんです。
グッズが欲しいと思っても、どこでいくらで買えるのか、サインはもらえるのか、わからないと諦めちゃう人も多い。だからこそ、情報のハードルを下げたいんです。お子さんやアイドルに詳しくない女の子でも、“行ってみたい”と思った時にすぐ飛び込めるような発信を心がけています。」
ーー楽曲制作もセルフで手がけていると伺いました。どんな音楽性を意識していますか?
あかり
「懐かしく聴こえるメロディーで、1〜2回聴いたら口ずさめるキャッチーさを意識しています。スワスワの楽曲って、今時のピコピコ系より、有線マイクで手振りで踊ってるような昔のアイドルのほうがイメージと近いかなと思っています。」
あみ
「昔、チアリーダーをやっていた時に洋楽で踊っていたので今でも洋楽をよく聴いており、シティポップや’90年代サウンドからインスピレーションを受けた現代の洋楽が好きなのでそんな曲調とアイドル曲を組み合わせると良い楽曲ができるのではないかと思っていたんですよね。」
あかり
「もしあみちゃんが今っぽい弾けたアイドルをやりたかったら、スワスワの世界観は生まれなかったかもしれないですね。」
ーーアイドルでありながらクリエイターとしての顔も持つお二人。意思決定の際はどんな風に話し合ってるんですか?
あかり
「私はアイドルファン歴が長いから“アイドルはこうあるべき”という考えが固まりがちなんです。その点、あみちゃんは柔軟。二人ともアイドルファンだったら逆に凝り固まっていたかも。」
あみ
「あかりちゃんは寛大に聞いてくれるので意見が言いやすいんです。私はアイドルを見てきてない分、アイドルファンの方からしたら“え?”と思うアイデアもあると思うんですけど、妥協せずにいい作品を作れていると思います。」
あかり
「あみちゃんは野生の勘みたいな感覚が鋭くて、結果を見ると“あれが正解だったんだ”って思うことが多いですね。意思決定は結構頼っていることが多いです。ついていって間違いないなと思わせてくれます!」
ーーファンの方の反応が制作や活動に影響受けることはありますか?
あみ
「“令和のWinkっぽい”って言われることが多くて、寄せた方がいいのかな?と思ったことはありますね。」
あかり
「実際にWinkさんに寄せたEPも作ったよね。」
あかり
「一番は自分たちのやりたい表現を大切にしているんですけど、それを観てファンの方が喜んでくれることが何より嬉しいです。
ファンの方が宣伝してくれたりするんです。ラジオにリクエストしてくれたり、CDを配ってくれたり。」
あみ
「セルフで活動していると厳しい意見を受けるかもと不安だったんですけど、想像以上にポジティブな声ばかりでびっくりしました。“こういうグッズが欲しい”とか、嬉しい要望が多いですね。」
ーー温かいファンの方たち、素敵ですね!今後活動の中で挑戦したいことはありますか?
あかり
「ライブ以外のイベントが増えるとファンの楽しみも広がると思うので、色んな活動に挑戦したいと思ってます!
大きな目標ですが、ファッションブランドさんとコラボしたいです。スワスワコンセプトのお洋服を出すのが夢です!男性のファンの方も可愛いもの好きな人が多いので、メンズでも身に着けられるものを作りたいです。」
あみ
「ステージは変わらず自分たちを表現できる場所でいたいです。かわいいステージセットとか作れたらいいな。ネオン管とか好きで、あと自然も好きなので、そういう要素を取り入れたステージセット作ってみたいかも。MVも作ってみたいです!」
あかり
「“お月様に座って歌いたい”って言ったら、あみちゃんがサプライズで作ってくれたことがあるんです。あみちゃんが考える世界観のステージ、見てみたい!」
ーーお二人の生み出す作品とこれからのご活躍が楽しみです!最後に告知をどうぞ!
あみ
「7/7に新作CD「お星さま採集」がリリースされました!私が作詞した新曲2曲を収録していて、毎月の単独イベント“白鳥倶楽部”をテーマにしています。子どもの頃に味わった夏休みのときめきのような感情と共に沢山の方にお届けしたい作品です。是非チェックしてください!」
あかり
「10/4にはグランドサロン十三にて初単独コンサート『スワスワ万博 2050』を開催いたします!大阪万博の年に、初めて大きな挑戦をすることになりました。私たちの未来や可能性を広げる特別な公演になると思います。“天使の日”なので覚えて来てもらえると嬉しいです!」
ライブ情報
2025年10月4日(土)
スワンスワンズ初単独コンサート
『スワスワ万博2050』
場所:グランドサロン十三
(大阪府大阪市淀川区十三本町1丁目16−20)
時間:開場12:00/開演13:00
チケット情報:
8月中旬発表予定
詳しくはスワンスワンズ公式Xをご覧ください。
SNS情報
●スワンスワンズ公式X
@ SWAN_SWANS_
●スワンスワンズYouTube
@ swanswans_ch
●あみX
@ ami_swanswans
●あかり X
@ akari_swanswans
●あみ Instagram
@ ami_swsw
●あかり Instagram
@ akari_swsw
ペイラブガチャコラボ企画

スワンスワンズインタビュー記念として、近日オンラインサービス「ペイラブガチャ」とのコラボが決定!
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