セルフプロデュースの魅力に迫る!第二弾 Loulouchouchou田北香世子独占インタビュー

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SNSの発展とともに増加したセルフプロデュース型アイドル。アイドルでありながらクリエイターとしての顔も持つ――そんな“二つの顔”が彼女たちの魅力をより際立たせている。
本企画では、セルフプロデュースアイドルの素顔と舞台裏に迫るインタビューを連載形式でお届け!

元AKB48メンバー田北香世子がプロデュースを手がける実力派王道アイドルLoulouchouchou(ルルシュシュ)。
デビュー4年目を迎え、今夏には関ケ原唄姫合戦2025に出演、東名阪と韓国を巡るツアー『Atteindre』を開催中の彼女たち。プロデューサーとしてどんな奮闘があるのか、田北香世子さんに話を聞きました。

ーーまずはご自身の役割を教えてください。

メンバー兼プロデューサーを務めています。
「Loulouchouchou」を立ち上げる際に、コンセプトやグループ名の決定、メンバー集めから関わってきました。
現在は楽曲や衣装の選定、オーディションなどを担当しています!

ーー「セルフプロデュース」として活動するようになった理由や経緯を教えてください。

もともと漠然と「アイドルプロデュースをやってみたい」という気持ちがあったんです。
昔からアイドルが大好きで、中学生の頃からプロデューサーに憧れを持っていました。

AKB48の卒業を考え始めた時期に、身近な人が“プロデュースしながらアイドルを続ける”という形で活動しているのを見て、私も挑戦してみようと思ったのがきっかけです。

ーー活動の上でこだわっていること、妥協できないポイントは何ですか?

グループのコンセプトである「王道アイドル」をぶらさないことです。もちろん”可愛い”だけではない色んな一面を見せていきたいですが、軸となる部分は大切にしていきたいと思っています。

あとはメンバー自身が活動に熱意を持って、真面目に真摯に活動しているグループでありたいです。
私自身、アイドルを始める前から“真面目に活動しているアイドル”が好きで、自分もそうありたいと思ってきたんです。オーディションの段階からも、その姿勢を重視してメンバーを選んでいます!

ーー自分で創作していて「やりがい」や「達成感」を感じた瞬間は?

衣装や楽曲など、自分でオーダーやディレクションをしたものが完成した時はやっぱり達成感があります。
特に昨年10月に発表した楽曲“純情カタルシス”は、細かい部分まで何度も修正を重ねて完成させた曲で、MVも含めて想像以上に良いものに仕上がりました!

この楽曲は私の思う“王道アイドルソング”で、明るい曲調の中に切なさがあるのが特徴です。恋愛をテーマにしつつも、ファンの方がメンバーに向ける気持ちとも重なるように意識して制作しました!

ーー目標としているグループや人物はいますか?

=LOVEさんです!
プロデューサーの指原莉乃さんが、メンバー一人ひとりを丁寧に見て、その瞬間ごとの姿を楽曲に反映しているところをとても尊敬しています。
メンバーの皆さんも純粋にアイドル活動に取り組んでいて、その真っ直ぐな姿勢が私にとって「理想のアイドル像」だと感じています。

ーー目標に向けてプロデューサーとして活動の上で意識していることは?

数字的な面では、ライブにもっと多くの方に足を運んでもらいたいと思っています。新メンバーが加入して新体制になったので、今のメンバーでコミュニケーションを深めて目的や目標を共有して、より団結していきたいです。

あとはできるだけ対等な関係で、誰でも意見を言いやすい雰囲気を大事にしています。
上下関係が強く出すぎないように心がけて、事務所のスタッフともスムーズにコミュニケーションを取るようにしています!

ーーースタッフさんから見た田北さんはどんな人ですか?

スタッフ:プロデューサーとメンバーを兼任していることもあって、やっぱり一段大人だなと思います。
常にグループのことを考えて行動しているし、ファンの声を直接聞きながらグループを作っていっているのを間近で感じます。

ーー何か物事を決定するときはどのように決めているのですか?

小さなことは自分で決めることもありますが、大きな話になるとスタッフの方に相談することが多いです。

自分で決めるときは、なるべく公平な視点で考えられるように心がけています。
デメリットが少ないか、現実的に可能かという点も意識しつつ、自分のやりたいこと、求められていること、メンバーの希望のバランスを見ながら判断しています!

例えば、5月末に卒業したメンバーがライブ中の煽りを担当していた際、後任をどうするか考えたことがありました。
赤色担当の江室リカちゃんが希望してくれたので一人に任せる予定だったのですが、黄色担当の雪本彩羽ちゃんが「やってみたい!」と立候補してくれたので、二人で分担してやってもらうことにしました。
結果、二人ともライブで積極的な面を見せてくれて良かったなと思っています!

ーー今後、セルフプロデュース型で活動を続けていく中で挑戦したいことはありますか?

メンバーの意見や雰囲気を一番近くで感じられることはセルフプロデュースならではだと思うので、その強みを活かしてLoulouchouchouの表現に反映していきたいです。
あとは立ち上げ当初から考えていることですが、作詞をしてみたいです。

ーーこれからプロデューサーを目指す人へのアドバイスは?

まず、自分が何をやりたいのか、理想とするものを明確に持つことが大事だと思います。
演者として名前が出ている立場でプロデュースすると多くの意見や反応が届きやすくなりますが、軸を持ちつつも柔軟でいることを私は意識しています。
板挟みになることもあって体力も精神力も必要ですが、それも含めて唯一無二の経験を楽しんで欲しいです!

ーー宣伝事項をどうぞ!

2年ぶりにツアーを行います!
過去2年間は単発の遠征しかなかったので、久しぶりの大きなツアーになります。
韓国への遠征も初めて挑戦します。ツアーファイナルは東京・秋葉原パームスで、グループの3周年を迎える節目のライブです。ぜひ観に来てください!

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